ケアマネ更新研修に行きたくない!自腹・休日返上の理不尽さにどう向き合う?

「正直、もうケアマネの更新研修に行きたくない」
「なんで仕事のための資格なのに、数万円も自腹を切らなきゃいけないの?」
「ただでさえ忙しいのに、貴重な有給を使って研修に行けなんてふざけてる」

5年に一度やってくるケアマネジャー(介護支援専門員)の更新研修。その通知が届いたとき、ため息しか出ないという方は非常に多いはずです。

業務に役立つ内容ならまだしも、現場の実情と乖離した講義や、膨大な課題レポート。それを「高い受講料を自分で払い」「休みを削って」受講しなければならない現状は、理不尽以外のなにものでもありません。

この記事では、更新研修に行きたくないと強く感じている現役ケアマネジャーに向けて、その怒りの正当性と、この理不尽なシステムに対する現実的な対処法について本音で解説します。

この記事のポイント
  • 更新研修に対する不満は、あなただけでなく業界全体の深刻な問題
  • 「自腹・休日扱い」が当たり前の職場に居続けるリスク
  • 研修の苦痛から解放されるために取れる選択肢

「ケアマネ更新研修に行きたくない」は全ケアマネの心の叫び

まず声を大にして言いたいのは、あなたが感じている「行きたくない」という感情は、決してワガママでも怠慢でもないということです。むしろ、正常な感覚を持っていれば当然の反応です。

更新研修の案内を見るだけで胃が痛くなる…。5万円近く払って、休みも潰れて、何の罰ゲームなの?

ケアマネジャーの更新研修制度は、制度開始当初から「負担が大きすぎる」と批判され続けてきました。しかし、改善されるどころか、カリキュラムの時間は増え、内容も複雑化しています。

終わりの見えない時間の拘束

実務経験や更新回数によって異なりますが、研修時間は数十時間から、再研修になれば88時間にも及びます。これを働きながらこなすのは、心身ともに限界に近い負担です。

納得のいかない高額な費用

都道府県によって異なりますが、受講料だけで3万円〜5万円、テキスト代や交通費を含めればさらに出費はかさみます。介護職の給与水準を考えれば、この金額が家計に与えるダメージは計り知れません。

更新研修が「理不尽」と感じる3つの理由

なぜこれほどまでに、私たちは更新研修に行きたくないのでしょうか。単に「勉強が嫌い」なわけではありません。その背景にある構造的な理不尽さが、やる気を削いでいるのです。

1. 高額な受講費が「自腹」であること

もっとも多くのケアマネが怒りを感じているのがここです。「業務に必要な資格」であるにもかかわらず、会社が費用を負担してくれないケースが多すぎます。

一般企業であれば、業務命令に近い研修の費用は会社持ちが当たり前です。しかし、介護業界では「資格は個人の持ち物だから」という理屈で、個人負担を強いる事業所が少なくありません。

費用の理不尽さ
手取り20万円前後で働いている中で、5万円近い出費は「働いて稼ぐ」ためのコストとしては高すぎます。ボーナスが研修費に消える虚しさは、モチベーションを大きく低下させます。

2. 貴重な休日や有給を使わされること

「研修には行ってもいいけど、公休か有給を使って行ってね」
事業所からこう言われた瞬間、退職を考えたという声もよく聞きます。

研修は本来、業務の一環として「出勤扱い(職務免除)」で行われるべきものです。しかし、人手不足の現場では代わりの人員がおらず、結局自分の休みを削るしかありません。休みなのに朝から晩まで講義を受け、グループワークで気を使い、翌日は通常通り出勤。これでは過労で倒れてしまいます。

3. 業務に追われる中での課題レポート地獄

研修期間中だからといって、担当利用者のモニタリングや担当者会議が待ってくれるわけではありません。
日中は通常業務をこなし、帰宅後や週末に研修の課題レポートを作成する。「事例提出」のために、プライベートな時間まで削って資料を作る。この「終わらない仕事」感覚が、精神をすり減らしていきます。

研修に行きたくない時の対処法(現実的な選択肢)

では、「もう本当に行きたくない」と思った時、どうすればいいのでしょうか。現実的な選択肢は以下の3つです。

1. 割り切って「自分のための投資」と考える(現状維持)

もし、今の職場自体には満足していて、人間関係も良好なら、考え方を変えるのも一つの手です。

「会社のためではなく、自分の資格を守るために行く」と割り切るのです。資格さえ更新しておけば、今の会社が嫌になった時、いつでも別の事業所に転職できる「パスポート」になります。
「この5万円は、将来転職する時のための保険料」と考えれば、少しは腹の虫も収まるかもしれません。

2. 更新せずに資格を失効させる(一時離脱)

「もうケアマネ業務に疲れた」「しばらく介護から離れたい」
そう思うなら、無理に更新せず、一度資格を失効させるのも選択肢です。

ケアマネジャーの資格は、更新しなくても「登録」自体は残ります(消除されません)。将来またケアマネとして働きたくなったら、「再研修」を受講すれば資格証の交付を受けられます。
※再研修の時間は長いですが、今の精神的苦痛から解放されるメリットは大きいです。

一度リセットするのもアリかも。無理して更新して、心身を壊すよりはずっといい。

3. 「研修費負担・出勤扱い」の会社へ転職する

これが最も建設的かつ、あなたの不満を根本から解決する方法です。

世の中には、ケアマネジャーを大切にしている「ホワイトな事業所」も確実に存在します。そういった事業所では、以下のような待遇が用意されています。

  • 研修費は全額会社負担
  • 研修日は「出勤扱い」で給与が出る
  • 研修中の業務フォロー体制がある

「更新研修に行きたくない」という悩みは、実は「研修への待遇が悪い今の会社への不満」であることが多いのです。

「もう限界」なら、環境を変えるのが正解

「次の更新研修、自腹ならもう辞めようかな…」
そう思っているなら、今が動き出すタイミングかもしれません。

ケアマネ資格を大切にしてくれる会社はある

更新研修の負担を個人に押し付ける会社は、結局のところ従業員を「使い捨てのコマ」としか見ていない可能性があります。
一方で、研修費を負担し、業務時間内に学ばせてくれる会社は、人材を「資産」として大切にしています。5年に一度の更新時期は、自分の会社がどちらなのかを見極めるリトマス試験紙でもあります。

待遇の良い職場を探すポイント

転職サイトやエージェントを利用する際は、必ずコンサルタントに以下の条件を伝えましょう。

  • 「更新研修の費用補助があるか」
  • 「研修受講日は出勤扱いになるか」

これを確認するだけで、ブラックな事業所を避けることができます。

まとめ:更新研修への怒りはもっとも。自分のために最善の選択を

ケアマネジャーの更新研修に対する「行きたくない」「理不尽だ」という怒りは、決して間違いではありません。制度自体の欠陥に加え、それを個人に押し付ける事業所の体質に問題があります。

1. 高額な費用が自腹
2. 休日返上での参加
3. 業務負担の未調整

これらに耐えてまで、今の職場でケアマネを続ける義理はありません。

もし、更新の通知を見て憂鬱になっているなら、そのエネルギーを「もっと大切にしてくれる場所」を探すことに使ってみませんか?
資格はあなた自身のものです。会社に搾取されるためではなく、あなたの人生を豊かにするために、その資格を使ってください。


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