障害児相談支援とセルフプラン|利用計画は誰が作るのか
児童発達支援や放課後等デイサービスを使うときは、障害児支援利用計画(どのサービスをどのくらい使うかの見取り図)が必要です。この計画の作り方には2つあります。
2つの作り方
| 障害児相談支援を使う | セルフプラン | |
|---|---|---|
| 作る人 | 相談支援専門員 | 保護者 |
| 費用 | 負担なし | 負担なし |
| 手間 | 面談に時間をとる | 書類を自分で書く |
| 向いている場合 | どこに相談すればよいか分からない、複数のサービスを組み合わせたい | 使うサービスが決まっていて、自分で進められる |
どちらでもサービスは使えます。地域によっては相談支援事業所が不足していて、セルフプランが多いところもあります。
相談支援専門員に頼めること
- 子どもと家庭の状況を聞き取り、利用計画の案を作る
- 地域の事業所の情報を教えてもらう(空き状況、得意なこと)
- 事業所や学校との調整、同席
- 定期的な見直し(モニタリング)と、計画の変更
- 進学・進級のときの引き継ぎの相談
「どの事業所が合うか分からない」というときに、いちばん頼りになる相手です。断られた場合でも、市区町村の窓口に相談すると、ほかの事業所を紹介してもらえることがあります。
セルフプランで進めるとき
セルフプランは、次のような項目を保護者が書きます。様式は自治体からもらえます。
- 今の暮らしと、これからの希望
- 困っていること、支援が必要なこと
- 使いたいサービスと、その頻度(週◯回など)
- 1週間の予定(園・学校、事業所、家庭の時間)
書き方に迷ったら、窓口で記入例をもらってください。あとから相談支援事業所に切り替えることもできます。
使いはじめてからの見直し
計画は作って終わりではありません。
- 相談支援を使っている場合:半年〜1年ごとにモニタリングがあります
- セルフプランの場合:更新のときに、自分で見直します
子どもの成長、進級、通う事業所の変更などがあったら、その都度見直してかまいません。事業所が作る個別支援計画とあわせて考えると、支援の全体像がはっきりします。
相談先が分からないとき
- 市区町村の障害福祉の窓口、子ども家庭センター
- 保健センター(乳幼児健診の担当)
- 児童発達支援センター(地域の中核になる事業所)
- 通っている園・学校の先生、スクールカウンセラー
どこに相談しても、必要なところへつないでもらえます。まずは動きやすいところから声をかけてみてください。
よくある質問
セルフプランのままでも不利になりませんか。
サービスは同じように使えます。ただし、事業所探しや見直しを自分で進めることになります。あとから相談支援事業所に切り替えることもできます。
相談支援の費用はかかりますか。
障害児相談支援の利用者負担はありません。計画の作成やモニタリングにかかる費用は、公費でまかなわれます。