障害福祉サービスガイド

障害福祉サービスの利用者負担|上限月額と、食費・家賃の扱い

公開 2026-09-16 / Findcare 編集部

障害福祉サービスの自己負担は原則1割ですが、世帯の所得に応じた月額の上限があり、上限に達したあとはその月に何回使っても増えません。

負担上限月額(4つの区分)

区分世帯の状況負担上限月額
生活保護生活保護を受けている世帯0円
低所得市町村民税が非課税の世帯0円
一般1市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)※9,300円
一般2上記以外37,200円

※ 一般1からは、20歳以上の入所施設の利用者とグループホームの利用者は除きます(これらの方は課税世帯であれば一般2になります)。所得割16万円未満は、収入でおおむね670万円以下が目安です。

所得を見る範囲は、18歳以上の方は本人と配偶者だけです(親と同居していても親の所得は含みません)。

サービス費以外にかかるお金

上限の対象になるのはサービスの費用です。次のものは別にかかります。

  • 食費・光熱水費(生活介護・施設入所支援・グループホームなど)
  • 家賃(グループホーム、宿泊型自立訓練)
  • 日用品費、行事の費用
  • 移動の交通費

所得の低い方には、食費・光熱水費の軽減(補足給付)や、家賃の補助(特定障害者特別給付費。月1万円が上限)があります。自治体によって、独自の助成を行っているところもあります。

2か所以上を使うとき(上限額管理)

複数の事業所を使うと、上限を超えて払ってしまうことがあります。そのため上限額管理を行う事業所を1つ決め、月ごとの合計を調整します。手続きは、主に使う事業所に相談すれば進めてもらえます。

高額障害福祉サービス等給付費

同じ世帯に障害福祉サービスを使う方が複数いる場合や、介護保険と障害福祉サービスの両方を使っている場合など、合計の負担が基準額を超えたときは、超えた分が戻る制度があります。申請が必要なので、市区町村の窓口で確認してください。

65歳になったとき

介護保険が使える年齢になると、原則として介護保険が優先されます。ただし、65歳になる前から長く障害福祉サービスを使ってきた低所得の方などは、介護保険の利用者負担が軽減される仕組み(新高額障害福祉サービス等給付費)があります。切り替えの前に、市区町村や相談支援専門員に相談してください。

制度の全体像は「障害福祉サービスの全体像」、申請の流れは「障害支援区分と申請の流れ」をご覧ください。


参考:厚生労働省「障害者の利用者負担」

よくある質問

所得はだれの分で判断しますか。

18歳以上の方(施設に入所している18・19歳を除く)は、本人と配偶者の所得で判断します。親と同居していても、親の所得は含みません。障害のあるお子さんの場合は、保護者の属する世帯で判断します。

グループホームに入ると負担は増えますか。

サービスの自己負担には上限がありますが、家賃・食費・光熱水費は別にかかります。家賃については、所得の低い方に月1万円を上限とした補助(特定障害者特別給付費)があります。

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