介護施設ガイド

認知症グループホームとは|入居の条件、暮らし方、特養との違い

公開 2026-09-16 / Findcare 編集部

認知症グループホームは、正式には認知症対応型共同生活介護といいます。5〜9人を1つのユニットとして、職員と一緒に家事などをしながら暮らす住まいです。

入居できる人

  • 認知症の診断がある方
  • 要支援2または要介護1以上の方
  • 原則として、その市区町村に住んでいる方(地域密着型サービスのため)
  • 共同生活に大きな支障がないこと(施設ごとに判断)

暮らし方

大きな施設と違い、家庭に近い暮らしが基本です。

  • 食事の準備、洗濯、掃除などを、できる範囲で一緒に行う
  • 職員はユニットごとに配置され、顔ぶれが変わりにくい
  • 買い物や散歩など、地域の中での活動を続ける
  • 居室は個室が基本で、使い慣れた家具を持ち込めることが多い

役割があり、なじみの関係が続くことが、認知症の方にとって落ち着いて過ごせる条件になります。

費用の考え方

介護サービス費(1〜3割)に加えて、家賃・食費・光熱水費・日常生活費がかかります。これらは施設ごとの設定で、特養のような負担限度額認定の対象ではありません。

  • 入居時に敷金・保証金が必要な施設もあります
  • 月額の合計は地域差が大きいため、見積もりで確認してください
  • 高額介護サービス費(介護サービス費の上限)は使えます(費用の目安

特養・有料老人ホームとの違い

認知症グループホーム特別養護老人ホーム介護付き有料老人ホーム
対象認知症の診断があり、要支援2以上原則 要介護3以上施設による(自立〜要介護)
規模5〜9人のユニット数十〜百人規模施設による
住まいの範囲原則その市区町村の住民制限なし制限なし
費用の軽減居住費・食費の軽減は対象外負担限度額認定の対象対象外
医療の対応施設による幅が大きい施設内の看護体制による施設による

見学で確かめたいこと

  • 夜間の職員の人数(ユニットごとに何人か)
  • 医療が必要になったときの対応(看護師の配置、協力医療機関、看取り)
  • 入居者が何をしているか(テレビの前に並んでいるだけになっていないか)
  • 地域との関わり(買い物、散歩、地域の行事)
  • 退去の条件(状態が変わったとき、費用の滞納など)

見学の視点は「介護施設の選び方」でも詳しく説明しています。

相談先

  • 地域包括支援センター(地域のグループホームの空き状況を把握しています)
  • 担当のケアマネジャー
  • 市区町村の介護保険の窓口

よくある質問

他の市区町村のグループホームに入れますか。

地域密着型のサービスなので、原則としてその市区町村に住んでいる方が対象です。転居をともなう入居は、施設と市区町村に確認が必要です。

医療的なケアが必要になったら、住み続けられますか。

施設によります。看護師の配置や協力医療機関の体制で対応の幅が変わります。見学のときに「どんな状態になったら退去になりますか」と必ず確認してください。

事業所を探す

都道府県を選ぶと、市区町村や駅から絞り込めます。

駅から徒歩15分以内(目安)の事業所を、近い順に表示します。

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