介護施設ガイド

介護老人保健施設(老健)とは|退院後の行き先として使うときの流れ

公開 2026-09-16 / Findcare 編集部

介護老人保健施設(老健)は、病院と自宅の間をつなぐ施設です。医師が常勤し、理学療法士・作業療法士などのリハビリ職が配置されています。

入所できる人

  • 要介護1以上の認定を受けている方
  • 病状が安定していて、入院での治療が必要ない方
  • リハビリや看護・介護を受けながら、在宅復帰を目指す方

期間の目安

3〜6か月が目安です。定期的に「自宅に戻れる状態か」を検討する会議があり、状態や家庭の状況に応じて延長することもあります。

期間があるぶん、特養のように「長く住む場所」としては使いにくい一方、申し込みから入所までが比較的早いことが多いのが特徴です。特養の待機中に老健を利用する方もいます。

1日の流れ(例)

  • 午前:起床・食事・入浴、リハビリ(個別・集団)
  • 午後:リハビリ、レクリエーション、面会
  • 夜間:看護師・介護職員が対応(夜間の看護体制は施設で違います)

リハビリは、週に何回・1回何分受けられるかを確認してください。個別リハビリの回数は施設によって差が出ます。

退院から入所までの流れ

  1. 病院の医療ソーシャルワーカーに相談:退院の見通しが立ったら、早めに相談します
  2. 要介護認定を確認:まだなら申請します(入院中でも申請できます)
  3. 施設を探す・申し込む:病院から候補を紹介されることも、家族が探すこともあります
  4. 面談・判定:施設の相談員が病院や自宅を訪ね、状態を確認します
  5. 入所・ケアプラン作成:入所後に、在宅復帰に向けた目標を立てます

確認しておきたいこと

  • リハビリの内容と回数、担当する職種
  • 医療の対応(たんの吸引、経管栄養、インスリンなど)
  • 入所できる期間と、延長の判断のしかた
  • 退所後の見通し(自宅に戻れないときの選択肢)
  • 費用(費用の目安。負担限度額認定の対象です)

老健・特養・介護医療院の使い分け

老健特養介護医療院
目的自宅に戻る準備長く暮らす長期の療養と暮らし
期間3〜6か月が目安期限なし期限なし
医療医師が常勤施設の看護体制による医療の必要度が高い方向け
入りやすさ比較的早い地域により待機施設数が少ない

種類ごとの違いは「介護施設の種類と違い」でも整理しています。

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