在宅介護ガイド

在宅介護のサービス一覧|訪問・通い・泊まり・用具の使い分け

公開 2026-09-16 / Findcare 編集部

在宅で使える介護のサービスは種類が多く、名前も似ています。「来てもらう/通う/泊まる/借りる/相談する」の5つに分けると整理しやすくなります。

来てもらう(訪問)

サービス中身
訪問介護(ホームヘルプ)入浴・排せつ・食事の介護、調理・洗濯・掃除などの生活の援助
訪問看護看護師などによる療養上の世話、医療的なケア、体調の管理
訪問リハビリテーション理学療法士などによる自宅でのリハビリ
訪問入浴介護浴槽を積んだ車で訪問し、入浴を介助
夜間対応型訪問介護/定期巡回・随時対応型夜間や随時の訪問・通報への対応

通う(通所)

サービス中身
通所介護(デイサービス)食事・入浴の介助、機能訓練、交流
地域密着型通所介護定員18人以下の小規模なデイサービス
通所リハビリテーション(デイケア)医師の指示にもとづくリハビリが中心
認知症対応型通所介護認知症の方に配慮した少人数のデイサービス

泊まる(短期入所)

  • 短期入所生活介護(ショートステイ):特養などに短期間泊まる
  • 短期入所療養介護:老健・病院などに泊まり、医療的な管理を受ける

介護する家族の休息(レスパイト)や、冠婚葬祭・出張のときにも使えます。

借りる・買う(福祉用具)

  • 福祉用具貸与:車いす、介護ベッド、歩行器、手すりなどを借りる
  • 特定福祉用具販売:入浴・排せつに使う用具を購入する(貸与になじまないもの)
  • 住宅改修:手すりの取り付け、段差の解消など(上限20万円の枠)

相談する・組み合わせる

  • 居宅介護支援(ケアマネジャー):ケアプランを作り、事業所と調整する。利用者の負担はありません
  • 小規模多機能型居宅介護:通い・訪問・泊まりを1つの事業所でまとめて使う(月額の定額)
  • 看護小規模多機能型居宅介護:小規模多機能に訪問看護を加えた形

組み合わせの例

例1:一人暮らし・要介護1

  • 訪問介護(週2回、掃除と買い物)
  • デイサービス(週1回、入浴と交流)
  • 福祉用具(歩行器)

例2:同居・要介護3・認知症

  • デイサービス(週4回)
  • 訪問介護(朝の支度、週3回)
  • ショートステイ(月1回、家族の休息)

例3:医療的なケアが必要・要介護4

  • 訪問看護(週3回)
  • 訪問介護(毎日)
  • 訪問入浴(週2回)
  • 福祉用具(介護ベッド、車いす)

使い始めるまで

  1. 市区町村の窓口・地域包括支援センターに相談し、要介護認定を申請する
  2. ケアマネジャーを決める(居宅介護支援事業所と契約)
  3. ケアプランを作り、サービスの事業所と契約する
  4. 利用開始。状態が変われば、その都度プランを見直す

費用の考え方は「在宅介護の費用」にまとめました。

よくある質問

どのサービスから使い始めればよいですか。

まずケアマネジャー(居宅介護支援)に相談し、ケアプランを作るところから始めます。要介護認定を受けていない場合は、市区町村の窓口か地域包括支援センターに相談してください。

サービスは何種類でも使えますか。

要介護度ごとに、1か月に使える上限(区分支給限度基準額)があります。その範囲で組み合わせるのが基本です。上限を超えた分は全額自己負担になります。

事業所を探す

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